Archive for 10月, 2013

好景気と不景気

そもそも景気とは、企業による売買や取引などに現れる経済活動の状況のことをいいます。「好景気」や「景気が良い」状況というのは、物がたくさん売れるようになり会社は生産量を増やす→会社の売上げが上がる→従業員の給料が増える→お金があるのでたくさん買い物をする→物をたくさん買う・・・という流れが循環している状態です。

企業は将来を予測しながら経営を進めていくのですが、今後景気が良くなるだろうと予測すれば生産性を高めるために新しい工場を作ろう、そのために人員を確保しよう、と設備投資や従業員の採用強化など利益を増やすための様々な方法をとっていきます。

そうなれば、働く先が見つかり生活が安定する人・工場を建てるための受注が入り仕事が活気付く業者・その企業や工場周辺の道路の補正、飲食店の活性化など次々に良い影響が出て、その企業だけでなく地域全体が活性化していき、更なる好景気を生み出すのです。反対に「不景気」や「景気が悪い」状況というのは、物が売れないので会社は生産量を減らす→売上げが落ちる→従業員の給料が下がる→お金が無いので買い物を控える→物が売れない・・・という流れが循環している状態です。

好景気の時と同様に、企業が今後も不景気が続くと予測した場合、工場の閉鎖・人員削減のため従業員を解雇するといった手段をとります。そうすれば、その工場で働いていた従業員の仕事が無くなる・工場周辺が衰退・その様子を見て他の企業も不安になり対策をとる、と階段を転げ落ちるように不景気が加速してしまいます。